偏差値15から東大に行った話①

♯お姉さんとの出会い

炎上したくないので、初めに言います。

これは
僕が東大の本郷キャンパスに足を運んで、
東大合格を目指し、頑張った話です。

頑張って書いたので
よければ読んでください。

高2が終わろうとしている。

2月。定期考査終わり、昼過ぎ。

その日は部活もなかったので
僕は久々に中学時代にお世話になった
予備校の先生に会いに行くことにしました。

先生は当時と変わりませんでした。


近況報告をします。

「トヨ、大学どこ行きたいの?」

今の成績からだと正直厳しいとは思うんですが
◉◉大学の経済学部(私立難関校)
いけたらいいなと思います。

すると先生は深刻そうな顔をして、

「トヨさ、私立じゃもったいなくない?」

え?あれ、
思っていた反応と違う。

「お前、中学の時、頑張ってたし
頭よかったじゃん。
私立じゃもったいないと思うよ。」

恩師からの意外な言葉に、僕は思考停止しました。

なら僕、、東大行きます!

考えるよりも先に言葉が出ていました。

先生はニコニコしていました。

「頑張れ!応援してるぞ。」

後で冷静になってすごいことを言ってしまったと。
そもそも東大の受験科目すら知りませんでした。

進路希望調査で、
僕は私立文系クラスに希望を出し、
その時既に、3年のクラスも決まっていました。(僕たちの学校は3年時で文理分け)

数学の授業の時間も、
受験に関係ないと思い全て寝ていました。

東大のキャンパスがどこにあるのかも
知りません。

しかし、僕は自分が一度発してしまった言葉に対して、
逃げるのは嫌でした。

次の日。朝一、進路指導室。
進路の先生に、伝えました。

僕、東大に行きます。

先生は呆れた顔をしながらも

「わかった。
なら課題を出すから、
それをやり切ったら目指しなさい。」

そう言って、
僕に数学IA,IIBの教科書4冊を渡しました。

「この4冊の教科書の例題を全て
一週間で解いてきなさい。
答えは調べても、人に聞いても
何してもいいから。」

僕の東大への挑戦の火蓋は切られました。


その日の部活終わり、家に帰り
いつもならご飯を食べて10時には就寝します。



今日の僕は違います。

ご飯を食べたあと、
部屋にこもり
数Iの整数から解き始めます。

例題とはいえ、ほとんど2年間数学から逃げ続けた僕には
とても難しいのです。

助けが欲しくて
1,2年生の数学のノートを本棚から引っ張り出しました。
見つかったのは2冊。
どちらも10ページほどで終わっています。

ダメだ。これは。
ネットで調べたりしながら、必死に解きました。
一週間後、例題はなんとか解き終わりました。
数学が得意なクラスメイトに聞いたりネットで調べて
ギリギリ期日に、進路の先生に提出しました。

ノート丸一冊、びっしり。

僕が2年間で取った量を軽く超えていました。
とても賢くなった気がしました。

先生から次の課題が出されました。

「週末、本郷に行ってきなさい。」

僕はそれが東大を指すことを知りませんでした。

ポカーンとしてると、

「東大の本郷キャンパス!
あんたそんなことも知らないの?」

すみません。知らなかったです。
土曜日の部活のあと、行きます!


あの、お忙しいなか すみません……。
どうやったら東大っていけるんでしょうか?

東大、本郷キャンパス敷地内。芝生の広場で
先輩への追いコンムービーを撮っていた
男女4人組に話しかけました。

困惑したようにお互い顔を見合わせながらも

「君、東大行きたいん?」
綺麗な関西弁のお姉さんが僕に聞く。

はい、行きたいです。

「わかった。ほな話聞いてあげるから、カフェいこ!」

そして5人でカフェに行くことになりました。

1時間も、
高校時代の勉強法や、お勧めの参考書を聞きました。

最後に、連絡先を聞こうと思ったのですが当時、ガラケーで
LINEもフェイスブックもやっていなかったのでルーズリーフにみなさんの出身高校とお名前を書いてもらいました。

僕の高校は当時、
毎年5人前後は東大に合格者を出してはいましたが身近な先輩で東大に行った人は知りませんでした。

皆さんのお話は大変参考になり、
モチベーションも上がりました。

半年後、センター試験数日後。
1通の封筒が送られてきます。

結果は、足切り。

東大を受けることすら僕に許してくれませんでした。

受験料も返還。
払うことすら許してくれませんでした。

「偏差値15からの東大」
執筆は来年にお預けです。

浪人編へ続く 

0