所持金3000円で台湾に行った話。後編

ホテルを何軒かまわって試しましたが
やはり結果は一緒です。
カードは使えません。

僕は、考えました。
何人か知らない日本人観光客に
声をかけました。

お金貸してください。

当たり前ですが、ダメでした。すみません。

台北駅で一晩を過ごすことに決めました。

泊まったことのある方ならわかる
と思うんですが、夜中の1時とかに駅から
締め出されてしまいます。

外で寝床を探します。

五月とはいえ、蒸し暑い熱帯夜。

正方形の駅の外壁に沿って、
先約の方たちが陣取っています。

おじさん2人の間にスペースを見つけ、
横になります。

リュックを枕に横になります。

しかし蚊が多くて眠れません。
歩き回ってバスのベンチや、木の下など
いろいろ試しますが、海外で寝ることに慣れていない僕にとって、なかなか眠りにつくのは大変です。

元の場所に戻って休むことにしました。

目をつむり、明日のことを色々と考えます。

すると、
明日地下鉄に乗って、
空港まで行くお金が足りないことに気がつきました。

iPhoneの充電も切れています。

絶望です。
また明日も声かけか、、

そんな絶望の中、
空港までのバスもあることを思い出しました。

最後の望みにかけます。
駅からすぐのバスターミナルに向かいます。
バスは24時間運行しています。

券売機のチケットの値段を見ると、、

140元。

ポケットの中には、、

170元

泣いていたかもしれません。

残り30元。

空港につき
その日は24時間空港で過ごしました。

空港を行き交う人たちを観察してました。
本を読みました。

映画『ターミナル』をおもいだしました。
観たことはないです。

空港でコンセントを見つけたので
やっと充電できました。

おじさんにLINEで
昨日のお礼と
ホテルに泊まれたなかったことを報告します。

ありがとうございました。
また遊びに来ます!

ちゃんとホテルに一人で泊まれるようになってから来なさい。

お金はちゃんと余裕を持って行こう

心に誓った24歳の初夏。

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