給食=徒競走

負けられない戦い。
皆さんにはありますか?

僕にとっては、
中学の給食です。

僕たちの中学には公立ですが、
食堂がありました。

二階建ての別棟になります。

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4時間目のチャイム。
静かに戦いの火蓋が切られます。

廊下を走ると怒られるので、
早歩き。

競うのは、同じサッカー部の長身彼は身長180センチ手も足も長い。
僕は完全に不利です。

先に着くのは、彼。

しかし、僕には必殺技があります。

右手にパン、左手に牛乳必殺、流し込み。

しかし、彼も長い手でパンをほうばります。

タッチの差で彼が先に立ち上がる。
お盆を持って、早歩きで一階へ。

負けた。

肩を落とすも、
僕もお盆を持って食堂の一階へ。

あった、御目当ての
マンゴープリンなぜ早く食べるのか。
そうです。

おかわりは早いもの勝ちです。

今日は4つか。
セーフ。

休んだ人がすくなければ
お代わりの数も少なくなる。

そして、その数は下に行くまで
わからない。

一つかもしれない。

その日によって変わる
御目当てのおかず、デザート、、
彼らを求めて僕は毎日必死に早く食べます。

牛乳しかない日もあります。

彼とのバトルは互角でした。
もちろん統計は取っていませんが、
負けたり、勝ったり。
良きライバルでした。

正直、お代わりをしたいというより
彼に勝ちたい
その気持ちの方が優っていました。

彼のお陰で、僕は食べるのが
早くなりました。
時間の節約。

大学時代、
部活のマネージャーからトヨって食べるの汚いよね。
育ち悪そう。

よく言われてました。

実は失っていたものの方が
大きかったのかもしれません。

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