中洲でボーイやってた話②

僕がボーイとして働いていたのは、
4年の11月から卒業までの5ヶ月だけでした。

しかし、半年もないとは思えないほど密度の濃い日々でした。

今日は、とある日のお話です。

金曜日ということもあり、お客さんで途絶えません。
女の子も少し疲れています。

閉店間際の店内。
まだ残っているお客さんもいます。

ママに裏に呼ばれます。

あなた山さんと※アフター行ってきて。

え、僕でいいんですか。

行ってきて。

はい。

※ホスト・ホステス業界用語で、営業時間終了後に店外で遊ぶこと。

普通、ママや女の子とお客さんが行くものです。
僕も連れて行ってもらったこともありますが、あくまでおまけです。

山さんごめんね、女の子帰らなきゃいけないから彼とアフター行ってきて

分かったよ。

そう言って、僕はジャケットをきて
山さんと一緒にお店を出ます。

なに食べたい?

ラーメン食べたいです!

なら中洲で1番うまい中華行くか!

お願いします!

僕は山さんについていきます。

正直、店内でどんな話をしたか
あんまり覚えていません。

夜中2時、おじさんと2人で
美味しいラーメン、餃子、チャーハンを食べたことは覚えています。

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